体外受精 ②採卵 当日その1
採卵前日の夕食以降は絶食、
当日の朝からは絶飲・絶食
で迎える、採卵の当日です。
仕事を休んでくれた夫とともに病院へ。
前日から続く緊張が一層高まり、車中ではナーバス モードなyuyu。
医師の指示通り、すっぴん&メガネで向かいます。
9:00 入院
受付に行き、先に会計を済ませます。
それから診察室で採血・膣洗浄をし、左手首に名札を付けてもらいました。
麻酔の座薬も入れてもらいました。何の苦痛も感じさせない看護師さんの手際の良さに驚きながら、診察室を後にします。
準備室へ移動
手術室のすぐそばの小部屋に移動。ここで本日の流れについて説明を受け、手術着(そんな大げさではないガウン的なもの)に着替えたりといった準備をします。
アクセサリー・コンタクトレンズも外すと聞いていたので着けていかなかったのですが…結婚指輪も外すとのこと!確かにこれもアクセサリーだ。気づかなかった。
外した指輪は失くさないよう、夫が小指に着けていてくれました。素朴で硬派で昭和の男感すら漂う夫の小指に、指輪…(´∀`;)
9:30頃? 手術室へ
この日は私たちのほかにもう1組、採卵手術の夫婦が来ていました。
手術室は2台の手術台があり、間に簡単な仕切りがありました。
一度ベッドに寝かされたあと、看護師さんが私のカルテと、左手首の名札を見て慌てて「ごめんなさいね〜!!」と言い、ちがうほうのベッドに誘導しました。
あっぶね〜^_^;
でもその後も名札の確認や、名前の確認をしてくれたので とりあえず安心です^_^;
手術までの間、左手には麻酔の注射針、指先につける酸素濃度を測る機械、血圧・脈拍計を取り付け、右手には点滴を取り付けてもらいながら手術までの時間を過ごしました。
ここで横たわったまましばらく待ちました。
となり(の手術台)の奥さんが私の後に手術室に入り、私の前に採卵している様子を聞きながら待ちました。緊張してるし待ち時間が長く感じる(実際長い)。
これ終わったら何食べよう、ってこと考えたようにしてましたが。
どのぐらい痛いんだろう…
という不安と、実はそれと同等に気になっていたのが、
採卵中におなら出たらどうしよう…
という件…。
先生に先に謝っておこうかしら。
10時半 採卵
いよいよ私の番がきました。
麻酔が入ると喉の感じが変になって、そのまま猛烈に眠いときみたいにクラクラしました。
でも緊張し過ぎてるせいか、
採卵手術がどんなだったか出来れば記憶しておきたい!と思ってるせいか、
弱めの麻酔なのか、
おならが気になるのか、
全くブラックアウトしない!!!
ただただ体調不良みたいに、くらくらしながらもほとんど意識あるまま手術は進みました。
これから採卵する方が読んで不安になってしまわないと良いのですが…
痛かったです(;_;)
重い生理痛や、流産のときの陣痛的な痛みと、近いようなちょっと違うような。
それより少し鋭めの痛み…かな?
手術台の手すりを握りしめ、
フーッ、フーッ と深呼吸して紛らわそうとしましたが
それでも時々 ウッ と声をあげてしまいました。(しかし手術は容赦なく続く)
他の辛いこと(仕事嫌だなとか笑)を考えながら、それよりマシ!!と思って耐えました。
前向きなコトのためだから、肉体的には痛くても精神的には辛くない!
ということに気づきました。
(その点、流産は肉体的にも精神的にも辛かった)
ただ、痛みの程度も感じ方も、考え方もきっと人それぞれだと思います。あくまで「私の場合」です(°_°)
手術は終わり、
卵は15個とれました。
たくさんとれたねって言ってもらえました。
次回は手術当日の術後の流れをまとめます!